白いサブウェイタイルでは、白目地は目地を柔らかくなじませ、ライトグレーは割り付けを穏やかに際立たせ、チャコールや黒は各長方形を強調します。希望するコントラストから始め、実物タイル、カウンタートップ、キャビネット仕上げと目地を比較してください。画面で中立的に見えるグレーも、クリーム系の白タイルの隣では冷たく見える場合があります。
落ち着いたキッチン壁なら、近い白やオフホワイトを候補にします。暗い格子にせずレンガ状の配置を見せたいならライトグレーを試してください。目地を意図的な要素にしたいときは黒を選び、壁全体を決める前に目地入りサンプルを確認します。
白・グレー・黒:まずコントラストを選ぶ
白目地はタイル面を主役にする
近い色で合わせると、個々の長方形より先に白いタイル面へ目が向かいます。カウンターの石目が強い、またはキャビネットがすでに強い色を持つキッチンに適する場合があります。
白に白を合わせても質感は残ります。光沢タイルは窓やキャビネット下の光を反射し、面取りやわずかに不均一な端部は影を作ります。同色目地でそれらの端部は消せません。最も静かな仕上がりを求めるなら、目地色と一緒にタイルの断面形状も比較してください。

ライトグレーは割り付けを見やすくする
ライトグレーはチャコールほど強い輪郭を作らず、タイルを区切ります。馬踏み張りを好み、キッチン壁全体で見えるようにしたい場合の中間案です。
実際のグレー見本を比較してください。ベージュ寄り、青寄り、緑寄りなどがあります。目地展示ではわずかな差でも、白いキャビネット扉の横では明確になります。室内の変更しない仕上げに合うサンプルを選びます。

黒とチャコールは目地を見せる要素にする
暗い目地は、段、ずらし、外周の切断を構成の見える要素に変えます。均一な間隔の良さが分かりやすくなる一方、不均一な幅や小さな切断部材も目立ちやすくなります。
黒い金物だから黒目地が必要とは限りません。水栓は視野の小さな部分ですが、目地は壁全体に反復します。各タイルを強く縁取らず暗い金物と関連づけたいなら、黒だけでなくミディアムグレーも比較してください。

以下の図は同じタイル形状、間隔、割り付けで、目地の色調だけを変えています。コントラストの比較用であり、最終色は実物目地サンプルから選んでください。
白:低コントラスト
ライトグレー:穏やかな輪郭
チャコール:強い輪郭
カウンターとキャビネットに合わせて暖冷感を確認する
タイル自体の白から始めます。目地色棒を選ぶ前に、キャビネット仕上げとカウンター見本の横へ置いてください。単体では明るい白に見えるタイルも、冷たい白面の横ではクリーム色寄りに見えることがあります。
暖かい白、淡いベージュ、グレージュの目地は、クリーム系タイルやオーク材のキャビネットに合う場合があります。冷たいライトグレーは、冷たい白タイルやグレーのカウンターに合う場合があります。固定の組み合わせではなく比較の出発点であり、実物サンプルと室内光で調和するものを決めます。

カウンターに暗い石目がある場合、最も暗い筋に目地を合わせると、強いパターンが2つ並ぶことがあります。まず表面内の明るい色調を試してください。それから離れて、カウンターとタイル格子のどちらへ先に目が向くか比較します。

同じサンプルを自然光と夜に使う照明の下で一緒に見ます。キャビネット下照明はショールームの天井照明と違う方向から壁を照らし、タイル端部を目立たせる場合があります。

目地幅と割り付けは色の効果を変える
細いチャコール線と太いチャコール線は存在感が異なります。広い目地は目地材を多く見せ、小さいタイルは目地をより頻繁に反復します。同じ色をヘリンボーンで繰り返すと、通し目地や馬踏み張りとは違う線の集合になります。
単純な例として75 × 150 mmの平らな長方形タイルを使います。理想的な反復格子では、目地が反復タイル面積に占める割合は、1.5 mm目地で約2.9%、3 mm目地で約5.7%です。この例では目地幅を2倍にすると、見える目地面積はほぼ2倍になります。
計算は1−(75×150)÷[(75+目地幅)×(150+目地幅)]です。格子は反復単位ごとに横と縦の目地を1本ずつ割り当て、交点を1回だけ数えます。面取り、端部の影、壁外周は含みません。これらは見え方の比較値です。施工幅は選択タイルの要件と寸法ばらつき、目地材の許容範囲から選んでください。 目地幅ガイド でその幅の判断を説明しています。
1.5 mm目地:目地面積2.9%
3 mm目地:目地面積5.7%

見え方を変えるためにパターンを変える前に、検討中の割り付けで同じ目地を比較します。 サブウェイタイルのパターンガイド は、通し目地、ずらし、角度のある配置と端部での納まりを扱っています。
メンテナンスは目地製品にも左右される
白目地は暗い汚れを目立たせ、暗い目地は淡い残留物を目立たせる場合があります。汚れを目立たなくしても除去したことにはなりません。色だけでは耐汚染性、シーラー要件、清掃方法は決まりません。
目地材の配合が重要です。タイル面への適合性を含め、正確な製品のお手入れ・施工情報を読んでください。色名が似ているだけでエポキシ系、調合済み、セメント系を互換扱いしてはいけません。選択目地材にシーラーが必要か、目地と周辺面の両方に使える洗浄剤は何かを確認します。

シャワーで暗い目地に淡い膜があっても、色あせの証拠ではありません。Tile Council of North Americaの 白い残留物のガイダンス は、ミネラル付着物、施工や清掃に伴う残留物など、複数の可能な原因を説明しています。処理を選ぶ前に原因を特定してください。

キッチン壁の手入れを検討するときは、調理の飛び散りとシンク後ろの範囲を確認します。清掃後に見たい色を選び、適合する目地製品を選んでお手入れ指示に従ってください。手入れ不要の色はありません。
壁全体の前に目地入りサンプルを承認する
色見本帳は候補を絞る助けになります。小さな目地入り板は、実際のタイル端部と反復目地の中で目地を見せます。LATICRETEの カラーセレクター は、完成外観が照明、タイル、施工条件に左右されるとし、施工前の試験区画を求めています。
施工者に同じタイルと予定目地幅で候補色を作ってもらいます。色を判断できるよう、それらの条件を一定にしてください。選択製品の練り混ぜ・施工・乾燥指示を使い、濡れた直後ではなく乾いたサンプルを比較します。広げやすくするため試験バッチに余分な水を足したり、どの目地材も同じ時間で評価可能になると思ったりしないでください。

各板をキッチン壁で垂直に持ち、下にカウンターサンプル、横にキャビネット仕上げを置きます。目地が見える近さで比較し、その後ドアや室内の通常の立ち位置から見てください。実際に使う照明で確認します。
承認した目地のブランド、製品シリーズ、色名・コード、目地幅、タイル品番を記録します。比較用に板を保管してください。暗い目地の隣に来る露出端部やトリムも含めます。その境界はサンプル中央より目立つ場合があります。写真は配置の伝達に便利ですが、色の判断には実物サンプルを残します。
カウンターも選定中でセラミックスラブが候補なら、実際のスラブサンプルをその板と比較します。Funtekの カウンタートップ用スラブの選択肢 が、その表面とサンプル相談の次のステップです。同じ部屋の配色の一部として、供給元と施工者とともにタイルと目地を承認してください。
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